フリーランスになるまで

¡Hola! こんにちは。今年フリーランスになったEl Picoことhelenaです。
helenaって太陽の生命力、輝き、光という意味があって、スペイン語圏の女性の名前です。

自分が南米にいたときは、しっくりくるスパニッシュネームが見つからなかったのですが、
今こうしてブログを綴りはじめて、名前の意味を調べていくうちに、私が大好きな「太陽」=Solにちなんだhelenaをハンドルネームとして使っていくことにしました。

今日は初めての投稿なので、フリーランスになるまでの道のりを簡単に紹介したいと思います。

語学は全く得意じゃなかった

私は国際系の大学を卒業しました。
プロフィールにも書きましたが、帰国子女でもない私がそこまで語学が得意だったかというと、全く違いました。TOEICのスコアもせいぜい500点程度で劣等感の塊でした。

ただ漠然と在学中に、どうしても南米に行ってみたい!という思いがありました。
ある映画を見ていたときに、南米がキラリと光ってみえたのです。
(まぼろしだろ。と言われればそれまでですが、何か意味があるような気がずっとしていました)


そこで思い切って、学内での交換留学制度に応募することにしたのです。
行き先はエクアドル。
在学中の2000年代はまだ南米は危険な地域と親には認識されており当然反対されました。
それでも勝手に応募しちゃいます。
論文がとても得意な優秀なお友達に書き方を教えてほしい!と懇願して細かいアドバイスをもらって応募しました。
私はコツがつかめないと前に進めないタイプのため、優秀な人から教えてもらわないと要領を得ることができないのです。
なのでこの時も
「プライドは捨てる」
「できる人に聞く!」

を徹底しました。

<聞くは一時の恥。聞かずは一生の恥>とも言いますよね。

友人のおかげで1次試験はパス。
順調に進んでいきましたが、最終面接に「英語」があったのです。
最終面接にのこったのは2人だけ。
面接の段階で相手の方が英語ができたのです(というか帰国子女でした)。
面接結果は落選
「日本人がとても少ない地域だから英語ができた方がいい」という理由でした。
ただ、それだけではないな…。
と自分の中で思いました。
当時の私には「感情論」で「南米に行きたい」「南米の人たちの力になりたい」という気持ちを持っていただけで、そこで何を学んで将来どう活かしたいかまでの考察ができていなかったのです。

落ちるべくして落ちたなと今なら思えます。
具体的な目標設定の方法や将来何をしたいか。
自分から本を読んで情報を仕入れることをしていなければ、浅い知識で進路を決めてしまいます。
若いころはこの「無計画さ」による失敗を何度も繰り返してきました。
それに気づくのはもっと大人になってからなのですが、当時の私は普通以下の大学生。
無計画に「これやりたい!」で歩んでいたと思います。

この「無計画さ」と「感情論」はまだまだ続きます(笑)

ならば英語を勉強しよう!ワーホリだ!

その後、「そうか、英語ができないのがダメだったのか」。
ならば英語からやろう!1年間休学届をだし、オーストラリアへワーホリ留学
シドニーでの自分も後々後悔することばかりですが…(それはまた改めて)
留学を反対する親に「自分でお金を稼いでいくから」と、アルバイト三昧。
長期休みは毎日フルタイムでバイトでお金を稼ぎました。

「引き寄せの法則」ってよく聞きますが、常に何を考えているか、その考えている目標が正しい志ならば現実を引き寄せることがあるんです。
私の場合は、どうしても留学したいという気持ちがありましたが、「お金はかけられない」という問題があったため、常に「詳しい人に出会えますように」「ビザのことを知っている人に会えますように」と思い続けていました。
もちろん具体的な努力も必要です。
「お金を貯める」「節約をする」「勉強を続ける」「親を説得する」「何をしたいのか夢の確認」など。
するとシドニーのビザエージェンシーで働く方との出会いを引き寄せました☆
もちろん待っているだけでは引き寄せられません。
「オーストラリアに住む方がこの日に集まるらしい」という情報を仕入れて、そこに出向いたのです。
そのなかで様々な方と会話をしていくときに、自分は〇年に留学したいこと。
知識として足りないものは何なのか。などを素直に正直に伝えることで(心の公開)、相手が自分の持っている情報を提供してくれて問題が解決していきます
その場にどんな仕事をされている方が集まっているかなんて、私は知りませんでした。
でも夢を語ることはできます。
行動することはできます。
それが大きな一歩につながるのです。

これでツアー会社に頼まず、自分でビザの申請をし、格安航空券をゲットし、向こう3か月分の語学学校とホームステイ先だけ予約して旅立ったのでした。

動かなければ現状維持

行動力だけはある。
むしろそれしかない。
でも行動力が道を拓きます
動かなければ現状維持
だったらとりあえず動いてみよう。
そんな毎日だったと思います。

こうしてEl Picoとしてフリーランスになる約20年前のhelenaは、一歩を踏み出したのでした。
続きはまた!

¡Muchas gracias!

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